精神疾患アラサーよしふでの失敗と黒歴史~まだやれる~

人生情緒不安定。何度もうつ病。アラサー経歴無しでも気にしない

【いじらないで!】綿棒で鼻角栓を取るやつ、やらなきゃよかった話

鼻の角栓が汚れていると、気になってついつい取りたくなってしまう。黒ずんだ角栓を人に見られて汚いと思われるのが嫌という気持ちもある。

そこで、効果的に取れないかネットで探していたところ「綿棒とオイルで鼻角栓がごっそり取れる!」的な記事を見つけて、早速手元の綿棒とオイルを使って実践してみた。

 

結論から言うと、やらなきゃよかった。今回はそんな話。

 

前置きから。

私は高校の頃、日々の過剰なストレスから顔面に大量の小さいニキビができた。毎日鏡を見ては、白いぶつぶつを無くしたい一心で指で押し出してニキビを出していた。それでも、ニキビは無くならなかった。

 

学校のストレスと他の人にこの醜い顔を見られるストレス、同時にくるストレスに耐えられなくなった。そして私は徐々に学校を休むようになり、遂には行かなくなった。(後に通信制の高校に編入して高卒資格を取る)

 

学校をやめたおかげでストレスが無くなり、顔一面にあったニキビは徐々に消えていった。ニキビは消えたが、この出来事がきっかけで、私は鏡を見る頻度が多くなりニキビや角栓の汚れなどに敏感になった。

 

その時から、鼻パックを習慣的にするようになった。途中で肌に良くないという情報を見てパックはやめた。たしかに、剥がすときに肌に負担がかかっている感覚があったからだ。その代わりにピンセットで角栓を取ることを覚え、それから角栓はピンセットで取るようにした。これも毛穴が広がるからやめた方がいいと言われているが、角栓が気になると今もたまにしてしまう。『癖になってんだ、ピンセットで角栓取るの。』

 

ピンセットの欠点は角栓は綺麗に取れるが一個一個取るのには時間がかかる。かといって、まとめて綺麗にしようと洗顔フォームで鼻をごしごししても角栓が綺麗に取れた試しがない。

そして30歳を過ぎ、新たな方法を探していく内に綿棒オイルに出会った。

 

やり方は簡単で、オイルを鼻に塗って角栓が気になる毛穴を綿棒でくるくるするだけ。そうすると、毛穴にオイルが行き渡り、角栓が浮き出てきて面白いように取れちゃう。こんな謳い文句だった。

 

どんだけ取れちゃうんだよー♪と内心うっきうきで、さっそくオイルを鼻になじませて綿棒でくるくるしてみた。

 

全然取れない。回せど回せど全然取れない。

綿棒を少し押し付けて、その力で角栓を押し出そうとしたがそれでも取れない。

結局、鼻を綿棒で滑らしただけに終わり、なんだこれはと思った。ただ、これで終わればよかった。

 

綿棒オイルをやった次の日、鼻に菌が入って炎症を起こした。そして、時間が経つと今までできたことのないデカさのニキビが鼻の頭にできてしまった。完全に綿棒のせいだと思って後悔した。ただ、やってしまったものはしょうがない。ニキビはつぶすと後になると思っていたので、自然に治るまでそのままにしておいた。

 

そしてやっと腫れが引き、ニキビの跡が無くなるのを待った。だが、1か月、2ヶ月経っても跡が消えなかった。噂に聞くニキビ跡のクレーターができてしまった。しかも30を過ぎてから。そこまで大きくはないが、鼻の頭という目立つ位置に跡が残ったことで綿棒オイルをしたことを激しく後悔した。それからは2度とやるまいと誓った。

 

綿棒オイルで本当に角栓が取れるのか調べたところ、YouTubeに実践動画を挙げている人たちは全員まともに角栓は取れていなかった。ただコメント欄を見ると、一応取れる人は取れるみたいだ。

 

他にあがっている記事を見ると、オイルを塗って手でマッサージした方が取れるとも書いてあった。

 

これを見ると、ある美容マニアが新しく思いついた効果が不確かなものがただバズっただけという印象を抱いた。まあ、本当に効果があるかもわからない独自の美容法なんてどこにでもあるよね。

 

そしてこの件をもって再確認したのが、肌をきれいにしたいならむやみに触らないほうがいいってことだ。肌が汚いからといって洗おうとするほど逆に肌が汚れるということ。

 

顔に触れるのはほどほどに。

 

明日もハレルヤ